言語・構音障害のタイプ

器質性構音障害

発話器官の構造上の異常により起こる構音障害をいいます。代表的な構造上の問題は口唇・口蓋裂です。音を作るのに必要な器官が損傷している場合、それを代償しようとして、本来は正しくない器官で音を作ろうとするため出てくる音は正確ではなく、ほかの人には聞きにくい誤った音に聞こえてしまいます。口唇口蓋裂は出生時に一見してわかるため、医療機関で継続的にケアをしてもらうことができますが、粘膜下口蓋裂など、一見して器質的に問題があると判断されず、子供との会話が成立してきたあたりで、保護者が違和感を覚え、医療機関や言語訓練に訪れることがあります。

『訓練は?』
口唇口蓋裂は発育の状態を把握しながら医師が医療処置を施していきます。医療処置が行われた後に、改善可能な音から構音訓練を行っていきます。医療処置を行うため、主治医のいる施設で訓練を受けることをお勧めしますが、すでにOPEなどが終了し経過観察期間であれば、当教室でも訓練は十分に可能です。